ぼくにげちゃうよ (著:マーガレット・ワイズ・ブラウン、絵:クレメント・ハード、訳:岩田みみ)
1942年に初めて出版された絵本の古典作品です。
これまで新作絵本をご紹介することが多かったので、今回、原点回帰してみました。マーガレット・ワイズ・ブラウンは、以降の絵本作家に大きな影響を与えた絵本界のパイオニアのひとりです。
原題は『The Runaway Bunny』。直訳すると『暴走うさぎ』です。自我が目覚めてちょっと生意気になってきた男の子が「ぼくにげちゃうよ」とママに挑みます。男の子は、いろいろな想像を巡らして自慢げに思いついた逃げ方を語ります。それでも、ママは余裕です(笑)。
ヨシタケ シンスケの絵本『ふまんがあります』の原型(ルーツ)は、コレかもしれません(^^♪
※ 新型コロナウイルスの騒動もあり、絵本・漫画レビューが滞ってしまい、申し訳ありませんでした。こんなときだからこそ、よい絵本・マンガを紹介していこうと心に誓いました。拙いレビューですが、お付き合いいただけますと幸いです。ありがとうございます。
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