Picture Books絵本紹介

かいじゅうたちのいるところ (著:モーリス・センダック、訳:じんぐう てるお) 

かいじゅうたちのいるところ

モーリス・センダック三部作のひとつ。1963年に出版された名作です。ちょっと怖い感じもするペンタッチが不思議な世界観を良く醸し出しています。一見するとグロテスクに見える巨躯の「かいじゅう」たちも、よく見るとユーモラスで表情豊かです。

 子ども(特に男の子)は、みんな「かいじゅう」です。身体は小さくても、エネルギーがあり余っていて次から次に余計なことをしでかすから目が離せません。まったく困ったものです。^^;この絵本の主人公(マックス)も、少しくらいママに怒られたってへっちゃらな元気過ぎる「かいじゅう」ですが、彼が無邪気に大暴れできるのは、やっぱり優しい家族の愛に守られているからなのです。

 上の絵は、2012年にJustin Hillgroveさん(アメリカのイラストレーター)が描いたイラストです。^^「かいじゅうたち」をスタジオジブリの人気キャラクターたちにアレンジしています。かわいいです。

引用: https://www.impsandmonsters.com/author/justin/