Comicマンガ紹介

うさぎドロップ (作:宇仁田 ゆみ) 

 うさぎドロップ

「うさぎドロップ」は、物語のラストをどのように「受け入れるか」によって賛否両論ある作品です。

物語は、主人公「河地大吉」が、まだ幼い亡き祖父の養子「鹿賀りん」を引き取るところから始まります。年齢は逆ですが、りんと大吉は「戸籍上」叔母と甥という関係で、「他人同士の同居」として2人が四苦八苦しながらも楽しく暮らし、少しずつ家族としての絆を育んでいきます。子育て経験者なら、悪戦苦闘する大吉の姿に共感を覚え、応援したくなることは間違いありません!!!(1~4巻)

(5巻~)そんな大吉とりんの関係が変わらないまま10年が経過し、りんは高校生となります。りんは、離れて暮らす実母や大吉を通して「親」や「家族」という存在について考え、悩み、成長していきます。

賛否両論のある「ラスト」のネタばれはできませんので、中途半端なレビューとなってしまうことをお許しください。ただ、私に本作の賛否を問われれば「絶対に賛成」ですので、自信をもってお勧めいたします。