ジオジオのかんむり (作:岸田衿子 絵:中谷千代子)
立派なかんむりをかぶっているジオジオは、ライオンの中でも一番強かった王さまです。一目置かれた存在でしたが、みんなから恐れられ、ずっとひとりぼっちでした。そんなジオジオも年を取り、ふと、だれかとゆっくりはなしてみたくなりました。
そんなある日、一羽の小鳥と出会います・・・
最後の場面では、みんなに恐れられて誰も寄り付かなかった年老いたライオンのまわりに無邪気に飛び回る小鳥たちの歌声が溢れています。この目をつぶっているジオジオの表情に至る変化を見てほしいと思います。
私も、ジオジオのように優しく穏やかな気持ちになれるように年を重ねて生きたいと思いました。
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