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騎士とドラゴン (作:トミー・デ パオラ、訳:岡田 淳) 

騎士とドラゴン

2024年は「年」ということで、今年最初の絵本紹介のテーマは【ドラゴン(龍)】です!
十二支の中で唯一架空の「ドラゴン(龍)」は、ヨーロッパでは退治されるべき存在として描かれますが、アジアでは、水や海の神として祀られる神聖視された瑞獣です。私の中ではドラゴンボールに出てくる「願いをかなえる神龍」のイメージです。ヨーロッパの「ドラゴン」は、怪物(生き物)なので、飛ぶために翼が生えていますが、アジアの「」は、神なので、翼はありませんが飛べます。
十二支の中では唯一架空の生き物の「」って、角は鹿、耳は牛、眼はウサギ、頭はラクダ、身体は大蛇、お腹は蛟(これも大蛇ですねw)、鱗は鯉、掌はトラ、爪は鷹、という組み合わせらしいです。
ちなみに「は、アラビアでは「ワニ」年、イランでは「クジラ」年らしいです。